主婦ランチのお誘い。相手が答えやすいように聞く友人の一言

人間関係

現在は専業主婦をしています。

外で仕事をしていないため、習い事が人と知り合ったり、友達を作る良い機会になることが多くあります。

少し仲良くなると一緒にランチに行ったり。

ここ数年はそうやって友人知人を作ってきましたが、心地よいランチの頻度や予算は人それぞれ。

特に内向的で不器用な私には、自分にとっての”ちょうどいい”を相手にうまく伝えられなくて疲弊していた時期があります。

そんな中でも、ある友人が仲良くなり始めの頃に聞いてくれた一言がとても印象に残っています。

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相手に断る余地をのこした友人の一言

穏やかでかつコミュニケーション力が高い彼女。

知り合って最初のころに、

「私は食べることが大好きなんですけど、美味しい○円ぐらいのちょっといいランチをたまに誘っても大丈夫ですか? ご主人さんはそういうの、何も言われませんか?

と聞いてくれたんです。

これは、自分次第でたまにならいいよとも返せるし、予算に余裕がある人なら、しょっちゅうでもOKなどと答えられます。

一方で、配偶者の話も出しているので、人によっては「夫があまりいい顔をしないから…」と相手がうまく断る余地も残しています。

これは主婦同士の会話だからというのもありますが。

これまでそんなクッションをいれて聞いてきた人はいなかったので、そのひと言に一瞬で彼女を好きになりました。

大人になってからの友人関係の難しさ

たまにお悩み相談などで、ママ友のランチが断りづらい、というものを見かけます。

それは頻度や予算の問題だったり、そもそも気があまりあわなかったり。

同じ学校、同じ出身、同じ会社に入社…などと違って、ある程度大人になってできる友人はバックグラウンドがさまざまで、価値観の違いからそうした悩みが起こりやすい。

たまたま今この地域でママである、主婦である、という共通点だけだったりするから。

知りあったころの自己開示は大事

今になって思うのは、なるべく知り合って最初のころにゆるく自己開示をしておくと、すれ違いを避けやすいということです。

今回の友人のように相手に尋ねる形でもできるし、自分からたとえば

  • あまり外に出るのが好きではない、家にいるのが好き
  • ランチはたまにがちょうどいい
  • どこそこのランチはちょっと自分には高いなあと思う

などと会話のなかで自分の価値観をゆるく伝えておくと、だいたいの人は察してくれます。

そういえば件の友人は「私は当日誘われても全然OKなタイプです~」とも最初に言っていました。

これも素敵な自己開示。

おわりに

どちらかというと話を聞く方が好きで、でも頻繁に人と会うのは疲れてしまう。自分はそんなタイプです。

自分が誘う場合は、相手が選択しやすいように誘う。聞いてみる。

自分からは、初めにゆるく自己開示しておいて、すれ違いが起こりにくいようにする。

失敗を重ねて、恥ずかしながらアラフォーになってこういったつきあい方ができるようになりました。

 


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