ミニマリスト15年目の心境と振り返り

考えていること

持ちものの少ない生活に目覚めて15年ぐらいたちます。

自分が正確にミニマリストなのか分からないけど、分かりやすいのでそう呼ぶことにします。

ミニマルライフという言葉をあまり意識せず、のんびりと暮らしている現在。

一部写真も入れて、これまでを振り返りました。

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ミニマルライフ遍歴

もともと持ちものは少なすぎず、多すぎずの普通タイプ。

マキシマリストではなかったです。

社会人になってからは普通の20代女子らしい1人暮らしをしていました。

2006~2007年:スーツケース1つで海外生活

会社を辞め、ワーキングホリデーで1年半ほど海外で暮らした時期。

▼最初にステイした家のベッドルーム。ベッドと小さなデスク1つのシンプルな部屋でした

大きなスーツケース1つと身1つで行って、ほぼ不自由なく暮らせました

このことに衝撃を受け、ミニマリズムに目覚めます。

と言っても当時はミニマリストという言葉も知らず、帰国したら小さい部屋に住むぞと決意。

2008~2010年:帰国後、1人暮らしでミニマルライフを満喫

小さくて内装もほぼオフホワイトでしかも安い、みたいな部屋を見つけ、再び日本で1人暮らし。

1Kでたしか6畳の部屋でした。

収納が少ないので、できるだけものを減らし、自分が納得したものだけに囲まれた生活。

以前は会社が決めた借り上げマンションで暮らしていたので、一から作り上げた自分のミニマルな部屋に悦に入っていた時期です。

友達や家族が来て「すっきりしてるねえ」と言われるとちょっと得意にもなっていました。若かった。

2011~2012年:2人暮らしになりミニマルライフ

結婚し、2人暮らしを始めます。

私の家具家電はほぼすべて手放し、同じく1人暮らしだった夫が使っていたやや大きめの家具家電で生活。

▼当時住んでいた家のリビング

TVボード、テーブル、、自分で選んだものではないから、色や大きすぎることなどが気に入らず、そこが小さなストレスでもありました。

小さいものに買い換えようにもまだきれいだし夫が選んだものだし、、となかなか言えなかった。

ただ夫はミニマリストではないものの、物の少ない暮らしには理解があったので、生活用品については好きなようにさせてくれました。

この頃は日本人でシンプルライフについて書いた本は少なく、金子由紀子さんの本を愛読していました。

2013~2015年:ものの数にこだわる期

2013年ごろに肘さんのブログを偶然発見。

ミニマリストという言葉を彼のブログから知りました。

ストイックなミニマルぶりに衝撃を受け、またミニマリズム熱が上昇。

その後ミニマリストという言葉が広まり、それに関するブログも増えたことで、今度は持ちものの数が気になるようになります。

下着は○着まで、タオルは○枚まで…など自分に縛りを作るように。

暇さえあれば、もっと捨てるものはないかと家の中をぐるぐる。

さすがに家族のものを勝手に捨てるまではしませんでしたが、ちょっとストイックになりすぎていたのがこの時期。

この、ものの数が気になる時期については同じような方、いらっしゃるかも。

2016年~現在:ものの数などがどうでもよくなる

その後、夫の仕事のご縁があって再び海外で暮らすことになります。

海外では賃貸物件に家具家電がついていることも多く、

備え付けの家具家電=自分のものではない

という意識から、あまりものの数や大きさが気にならなくなっていきました。

私の場合、自分が所有しているかどうかが気持ちに大きな影響を与えることを知ります。

また、どうしても海外に暮らすと日本と同じようには手に入らないものがあるため、一時帰国時に多めにストック品を買って帰ります。

多少ものが増えてもいいや、と臨機応変に考えられるようにもなったのもこの頃から。

おわりに

いろんな時期を経て現在は、あまりミニマルライフというのを意識せずに暮らしています。

今が一番、肩の力がぬけて心地よい生活かもしれません。

私がミニマルライフをしたい理由は、

「明日から○○へ引っ越す」と急に必要になったときに、最速で準備できるようにしたいから。

「できるだけ身軽でいる」という軸は保ちつつ、こんな感じでゆるく暮らしていきたいです。

 


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