更年期のためのホルモン補充療法(HRT)は保険適用になります。
実際に毎月いくらぐらい必要だったか、私の場合を参考までに書きたいと思います。
実際に使っていた薬や、自分が感じた効果についてもふれています。
私の症状についてはこちらに書いています。
月あたりの費用まとめ
結論からいうと、私の場合はひと月約1,600円ぐらいでした。
コスト的にはそう大きな額ではないように思います。
具体的な内訳には、毎月かかる費用と、年に一度必要な検査の費用があるのでもう少し詳しく書きます。
毎月かかる費用
スタートしてすぐの頃は、副作用がないかなど様子を見るために1か月に一度の通院が必要でした。
慣れてくると2か月に一度でよくなり、その時に2か月分の薬をもらう…という感じでした。
薬によって若干コストが違ってくると思うのですが、私の時は診察代とあわせて2か月で2,020円ほど。
月当たり約1,000円です。
年に一度かかる費用
ホルモン補充療法では年に一度、乳がん、子宮頸がん、子宮体がんの検査を受けるように言われます。
過去の記録を見るとクリニックでの乳がん検診が3,580円、子宮頸がん・体がん検診が3,170円だったので、月あたり約600円弱。
ただし乳がんと子宮頸がんの検査は、会社の健診に含まれていたり、自治体で無料や格安で受けられるところもあったりするので、その結果を伝えるだけでよいかもしれません。
子宮体がんは含まれないため、個別に受けることになるのではないかと思います。
子宮体がんの検査は痛いので、費用云々よりもこれが一番の憂鬱だったかもしれません…。
処方してもらっていたホルモン剤
投与方法は子宮の有無や閉経前か後かなどによって先生が決められるのですが、私はエストロゲン・黄体ホルモン剤周期的投与法でした。
毎月5~7日間の休薬をはさみながら、エストロゲン・黄体ホルモンを投与するものです。
エストロゲン(卵胞ホルモン)製剤
HRTで使用されているのは主に3種類あります。
- 経口薬
- 貼り薬(パッチ)
- 塗り薬
クリニックではどれが良いか聞かれたので、肝臓の負担のかかる経口薬は避け、貼り薬にしました。
塗り薬でも良いのですが、冬だと乾かすのを待つ間が少し寒いと看護師さんから聞いたので選びませんでした。(寒いのが苦手なので)
処方されたのはエストラーナテープ0.72mgというパッチです。
黄体ホルモン製剤
これは経口薬のデュファストン5mgでした。
個人的な効果は…
私の場合は特に副作用はなく、冷え、のぼせ、不眠、胃腸の不調がゆるやかに改善していきました。
早い人は1週間などでかなり効くとネットなどで見ていたので、劇的な効果を期待していましたが、私はそうではなかったです。
それでも日常生活にほぼ支障がなくなった、というのは大きな効果でありがたかったです。
そして完全に症状がなくなったという訳ではなく、1年以上経ってものぼせはあります。
この辺りはうまくつきあっていくしかないのかなと思っています。
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