1か月ほど前から、ホルモン剤のディナゲストを飲み始めました。
ディナゲストを飲むようになった経緯
理由は、子宮内膜症治療のためです。
半年前ぐらいから、生理痛がひどくなってきました。
それまでも生理痛はあったけれど、なんとか鎮痛剤を飲まずにやり過ごせるレベル。
ここ直近の3か月ぐらいで急激に生理痛がひどくなり、鎮痛剤を飲んでなんとか過ごせるぐらいの痛みに。
場所は普通の下腹部だけでなく、太ももの付け根が異常に痛かったです。
あとはお通じ前の便が腸を動いている瞬間が、キリキリと痛い。
もともと婦人科の手術を何度も受けていて、婦人科の臓器と腹膜が癒着しているのは知っていたので、子宮内膜症が悪化しているのだろうなとは思っていたけれど、病院に行ったらその通りでした。
私の場合は婦人科臓器とお腹がかなり癒着しているそうです。
先生からは妊娠希望かどうかを尋ねられました。
したいけれど年齢的にもう諦めていると言ったら、では薬で治療しましょうと。
私も調べてみて知ったのですが、子宮内膜症を投薬で治療する場合、40代には低用量ピルではなく、ディナゲストになるよう。
不正出血や更年期症状の副作用の可能性はあるけれど、血栓症のリスクが少ないというのがディナゲストのメリットです。
飲み続けるといずれ生理は来なくなる予定です。
飲んでいるディナゲスト
2mgを毎晩寝る前に1錠。
海外のため、日本で処方されるものとはおそらく少し違うと思います。
1シート14日分で、丁寧に曜日が書いてあるので、あれ昨日飲んだっけとなることもなく便利。
1か月めの副作用
不正出血
飲みはじめたのが前回生理から14日めだったのですが(先生の指示)、普通にこれ生理だよね、という出血があり。
量も以前と同じ生理のようで、10日ぐらい細々と続きました。
生理痛は1~2日めはありましたが、痛みはそれまでに比べると全然ましで、鎮痛剤がなくても大丈夫でした。これだけでもすごいなと。
眠気
飲みはじめて最初の2週間ぐらいは、異常な眠気がありました。
これがけっこう辛かった。
午後から夕方にかけてがひどく、夕食を食べながら眠くて眠くて仕方ない。
ウトウトしながら食べていました。
3週間めぐらいからは眠気は落ちつきました。
下腹部痛
不正出血のとき以外に、鈍い生理痛のような下腹部痛が頻繁にありました。
ときには太ももの付け根のときも。
薬で強制的にホルモン量を変化させているわけで、下腹部内でもやもやと何かが起こるのは当然のような気もします。
ホルモン剤をめぐる、心のもやもや
ディナゲストは黄体ホルモン単剤で、エストロゲンが含まれていないことによって排卵を抑制し、卵巣からのエストロゲン分泌も抑える働きがあります。
そのために更年期症状が出ることもある。
そもそも半年前まで更年期症状を抑えるためにHRT(ホルモン補充療法)をしていたのに、現在はむしろ、エストロゲン分泌を抑える薬を飲んでいるわけで。
卵巣からしてみれば、「エストロゲンを人工的に増やしたり、減らしたり…もう、どうしたいのさ!」と言っているような気もする。
HRTをしていた間は生理痛もひどくなく、体調は落ちついていたので、それが子宮内膜症を悪化させたという気はしていません。
内膜症を改善させるためには、手術以外には投薬療法になり、いま現在はこれが最適解なのは納得しています。
なんだかもう、20代からずっと女性ホルモンに振り回されていますが、これもまた人生ですねえ。
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