【プレ更年期障害】はじまった時期と具体的な症状

健康

現在は40代前半の私です。

女性ホルモンの減少に身体が慣れたのか、今はわりと落ちついた生活をしています。

いま振り返って、「あれが更年期症状の始まりだったのだろうな」と感じた症状や時期、改善のために試したことについて書きたいと思います。

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更年期障害がはじまった時期

38歳の終わりごろからです。

始まりは寝汗で、背中よりも特に頭に汗をかいていました。

朝起きると頭皮がじとっとした状態で、気持ち悪かったです。

もともと冷え性で手足は冷えていたので、いわゆる「のぼせ」ですね。

この時はこれが更年期障害の始まりだなんて思いもしませんでした。

自覚した更年期障害の症状

その後39歳になり、いろんな不調が起こりました。

当時は精神的に大きなストレスがかかる出来事があり、更年期だけが原因とは思っていませんが、こんな症状です。

  • 極度の冷え
  • 不眠
  • 胃腸の不調(下痢)
  • 皮膚炎(肌荒れ)

不調が重なりすぎて、最終的には日常生活がままらない状態になりました。

異常な冷え(寒気)

あまり一般的な更年期障害の症状として語られないのですが、私はとても冷えがひどかったです。

体温は36度前半は何とかあるのですが、とにかく寒くて仕方ない。

お腹の中心やひざが冷えるような感じで、真夏でもレッグウォーマーをしたり、日中に足湯をしたり。

でも暖めすぎたら暖めすぎたで、今度は汗をかく。

もう、私の身体、どうなっちゃったの…!?ってくらい、冷えに振り回されていました。

病的な寒さだったので日常生活もままならず、かなりつらい症状でした。

不眠

入眠はなんとかするのですが、夜中に目が覚めてそのまま2~3時間眠れず、朝方になってやっとまた寝る、という感じ。

これもつらい症状で、毎日5時間以下の睡眠しかとれていなかったです。

最後は心療内科に通って睡眠導入剤をもらって飲んでいました。

胃腸の不調(下痢)

ストレスもあったのだと思うのですが、お腹を下すことが多く、体重も38kgまで落ちました。(身長は平均ぐらいです)

そうなるとますます体力も落ちて、ヘロヘロになっていましたね…。

この数々の身体の不調を治すには食事しかないと思っていたので、お菓子も食べず健康的な食事をしていたのもあって、余計体重も戻らないという状態でした。

皮膚炎(肌荒れ)

酒さ(しゅさ)と脂漏性皮膚炎という皮膚炎を併発しました。

皮膚炎と更年期と何の関係が?と思われるかもしれませんが、急に肌がぴりぴりと痛くなり皮膚科へ行ったところ、上記の2つの診断をされました。

先生は酒さについて、「よく更年期世代の女性で起こります」と言われ、当時一応30代だったので更年期という言葉が受け入れられず、ぴんときませんでした。

それまでは乾燥肌ではあるものの、にきびもほぼできず、肌荒れすることもなかったためです。

ホルモンバランスの乱れで肌荒れするとよく言ったりしますが、ホルモンと肌の関係をこの時になって初めて意識しました。

特に酒さは暖房のあるところへ行くと顔が真っ赤になったり、顔がひりひりと痛みがあり、つらかったです。

症状の改善のためにやったこと

今振り返って興味深いのは、これだけいろんな症状が出たのに30代という年齢から「これが更年期障害の症状である」と全く気づかなかったことです。

半年間ぐらいは症状に苦しんでいました。

最終的にはホルモン補充療法(HRT)をすることで症状がかなり緩和されたのですが、それまでは漢方薬と鍼灸院に通っていました。

漢方薬

肌の症状を改善するために、皮膚科で処方されたツムラの「黄連解毒湯」という漢方薬を飲んでいましたが、特に症状の改善が見られず…。

それはたしか2か月ぐらい飲んでいました。

一向に変わらないので今度は漢方薬局へ行き、体質にあったものを処方してもらいましたが、これも特に改善はされませんでした。

その上、漢方薬は1日3回飲むということが、下痢ばかりの胃腸の不調に拍車をかけている気がして飲めなくなってしまいやめてしまいました。

漢方薬局でオリジナルに処方してもらったものは、ひと月2万円とけっこうなお値段だったので、お財布にも痛かったです。

鍼灸

肌は時間とともにほんの少しずつ治癒が見られたので、今度は冷えを改善するべく鍼灸院に通いました。

地元で定評のある中国人鍼灸師の先生で、週に1度通院。1回6,000円でした。

「冷え性は体質。時間とともに体質改善できますよ」という言葉を信じて数か月通いました。

ちょうど並行して後述するホルモン補充療法を始めたので、これがどこまで効いたのかはよく分かりません。

ただ、鍼灸はほとんど痛みがなく気持ちがよかったので、癒しの時間ではありました。

ホルモン補充療法(HRT)

最終的に「やっぱりこれは更年期障害かも…」と意を決して婦人科へ。

ホルモン補充療法は私が悩まされていた自律神経症状(冷え、のぼせ、ほてり)に特に効く、ということが調べてわかったからです。

婦人科へ行くと、現在のエストロゲン値を血液検査によって測定・骨密度の測定もしてくれます。

その結果「あなたは年齢平均よりエストロゲン値が低い。このままでは45歳以下で閉経する可能性が高いです」と言われました。

骨密度も平均より低いため、ホルモン補充をすることで骨密度の低下も抑えられるので問題なければすぐ始めましょう、ということになりました。

ホルモン補充療法については、詳しくはこちらに書いています。

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