アラフォーになり、若作りには興味はないけれど、身体と心は若々しくいたいという気持ちはあります。
そのために食事に気を遣ったり、毎日筋トレしたり。
その一方で、早く歳をとってしまいたいという感情がときどきやってきます。
その先にある感情とは
早く歳をとるってどれぐらいまでか、というと今から15~20年後、60代ぐらいのイメージです。
この感情って何なんだろうと考えてみると、主に
- 更年期をすっとばしたい
- 早く達観したい
この2つの気持ちのような気がします。
更年期後の世界
よく、閉経して更年期も終わると身体がラクになる、というような話を聞きます。
一番ひどかった頃に比べると、更年期症状はだいぶ落ちついてはいるのですが、朝からのぼせを感じたり、排卵痛がひどかったり。
女性ホルモンにやっぱり振り回されているのが現状です。
あぁ、体調不良…というときこそ「その先」の世界に一気に行けるなら行ってしまいたいと感じるように思います。
思えば、友人が0歳児と2歳児の育児に奮闘していたころ、あまりに大変すぎて
「もう、疲れた。一気に母親ぐらいの歳までとってしまいたい…」
とつぶやいたことがありました。
1年1年積み重ねる大事さももちろんわかってはいるけれど、渦中のときにショートカットしてしまいたいと思うのは、自然なことなのかもしれません。
達観した世界
歳をとるほど生きやすくなる、というのは常々実感しています。
若いころにはカチンときていた出来事が、今では軽く受け流せるようになったり。
この調子だと60代になる頃には、もっと仙人のように心穏やかになれているんじゃないか…早くそうなりたいと期待しまうのです。
というのも、実父がそのように見えるから。
彼はもともと穏やかで中性的な人だったのですが、歳をとってますます穏やかに、達観したかのように見えます。
年齢なりの身体の不調はあり、最近は自律神経の調子が悪いとのこと。
でも、とても幸せそう。
積み重ねたいと早く歳をとりたいの狭間に
着実に年齢を積み重ねていく楽しみも、もちろんある。
それは偽らざる本音なのですが、あぁもう今日は体調悪い…とか、誰かの言動にモヤっとしたときに、一気に歳をとりたいなどという想いがふっと頭をかすめます。
簡単にいえば、きっと現実逃避。
自分ではストレスを感じていなくてもそう感じるときは、何かに疲れているのかもしれません。
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